【コラム】大気汚染?タイにもPM2.5はあるの?

こんにちは。カエデファミリークリニックです。

ここ数日空気が淀んでいる日が続いていますね。なんだか靄がかかったようで青空が見えません。

みなさんお気づきだと思いますが、そう「大気汚染」です。

12/28の大気汚染レベルはズバリ『健康に良くない』レベルです。

こちらでリアルタイムの汚染状況がチェックできます。

http://aqicn.org/city/thailand/chonburi/health-promotion-hospital-ban-khao-hin/jp/

 

PM2.5のレベルも非常に高くなっています。

「PM2.5って中国だけじゃないの?」と思った方もいらっしゃるかと思います。

確かに中国に比べるとタイは少ないように見えます。

こちらもリアルタイム+予想がチェックできます。https://pm25.jp/

 

しかしチョンブリあたりをズームしてみると・・・

バンコク・チョンブリあたりのPM2.5レベルは「多い」に該当しています。

 

工場が多い、車・バイクの交通量が多い、かつ雨季が終わったことで空気中の汚染物質が流されなくなったことにより大気汚染がすすんでいると考えられます。

 

しかし、タイ国内の大気汚染の注意喚起は皆無。周りのタイ人に聞いても原因がわからないし、公的なアナウンスは無いとのこと。

日本ならニュースや天気予報で過剰なまでにお知らせされているような状況ですが、のんびりしたタイらしいですね。

ここはもう自分で自分を守るしかありません!

 

今回は少し長くなりますが、「PM2.5とはそもそもなんなのか」そして「自分でできる対策」についてお伝えしていきます。

 

【PM2.5ってなに?】

PM2.5の主な成分は金属から発生する「すす」です。工場の排煙、焼却炉、自動車・バイク・船舶から出る排気ガスに含まれます。

また塗装や印刷インク、接着剤に含まれている揮発性有機化合物(VOC)も紫外線などに反応し大気中でPM2.5を発生させます。

火山や黄砂のような自然物、タバコの煙や調理・ストーブなど日常生活からの発生もあります。

【PM2.5の粒子はどのくらい小さいの?】

PM2.5は粒子が小さすぎて通常のマスクでは防げないと言われていますが、どのくらい小さいのでしょうか?

粒径が2.5μm(マイクロミリ/mmの千分の1)なのでPM2.5と呼ばれています。

海岸の細砂が90μm、人間の髪の毛の直径が70μm、スギ花粉が30〜40μmほどの大きさ。

通常の不織布マスクの穴が5μmですのでPM2.5はマスクを通り抜けてしまいます。

【PM2.5が体に及ぼす影響は?】

粒子が非常に小さいため、鼻やのどで侵入を防ぐことが難しく、肺にまで入り込み喘息や気管支炎のリスクが高まります。

 

一般的なものでは①咳などの呼吸器に影響が出る、②目の痒みなどの眼科系のものになります。

  • 呼吸器疾患:くしゃみ・鼻水・咳・痰・喘息・呼吸がしづらい等
  • 眼科系疾患:眼のかゆみ・腫れ・目やに等

長期の暴露による重度の疾患では③心臓に影響が出る心血管系、④神経・脳に症状が出る場合もあります。

  • 心血管系疾患:動悸・息切れ・胸痛・不整脈。血圧の上昇など
  • 神経・脳:疲労感・不安感・うつ等

 

【対策法はあるの?】

1.自分が住んでいるエリアの濃度をチェックしましょう。

PM2.5の濃度を知り、日常から気をつけていれば対策は可能です。

冒頭でもURLを貼りましたが、こちらでリアルタイムの状況をチェックできます。

http://aqicn.org/city/thailand/chonburi/health-promotion-hospital-ban-khao-hin/jp/

https://pm25.jp/

2.PM2.5を持ち込まない。

PM2.5の濃度が高い日は換気や窓の開放は少なめにし、洗濯物は室外に干さない。

PM2.5対応の空気清浄機を稼働させる・掃除機をこまめにかける。

外出の際には表面がツルっとしたタイプの上着を着用し、部屋に戻る前に外でそっと体を揺すって付着したものを落としましょう。粒子が軽いため空気中に舞いやすくなっています。叩くのではなく、そっと体から落としてください。

3.濃度が高い地域への旅行・外出を避ける。

PM2.5値が高い日は並べく室内で遊ぶ、旅行先の濃度をチェックするなどして暴露の時間を調整しましょう。

 

4.外出の際はマスクを着用。

通常のマスクでは防ぐことはできませんが、防塵マスクなら可能です。

PM2.5も防げるマスクの目安は以下の3つの基準です。

 

・DS1:防塵マスクと呼ばれるものです。日本の厚生労働省が定めた規格です。

・DS2:原発事故の屋内待機の際にも使用されたものです。

・N 95:アメリカの規格です。DS2と同等の効果があります。

 

タイ国内ではHome Proで取り扱いがあるようです。

URL: https://www.homepro.co.th/search?q=n95

ただこのマスク目が細かいため非常に息がしづらい、熱がこもるという難点もあります。

2019年1月から当院でお試し販売いたしますのでご興味のある方はご連絡ください。

(数に限りがありますので、必ず事前のご連絡をお願いいたします)

 

マスクを着用した時に隙間があるとPM2.5がそこから入ってきます。鼻・頬・顎の部分に隙間がない、自分にぴったりのサイズを選びましょう。

 

 

日本でもよく耳にするPM2.5ですが意外と詳しく知らない方も多いのではないでしょうか。

できるところから対策して、楽しい年末年始をお過ごしください。

咳や眼のかゆみ等すでに症状がある場合は当院にご相談ください。

 

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