院長の余白

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「苦さの記憶」

幼少期のこと。
母に、苦い薬を間違って口に塗られたことがありました。
苦くて苦くて、でも文句も言えず、枕によだれを流しながら、ただ耐えていました。

そして今。 粉薬や錠剤を砕いた処方をするときには、
その味わいまで、つい気にしてしまいます。

「クラリスロマイシン錠」を砕くと、二度と飲みたくないくらい、苦いそうです。

知らずに一度、娘に飲ませたところ、『ぶべべ…』とよだれを流していました。
記憶は引き継がれたのです。

2026年09月18日

「むかし懐かしの教え」

そのむかし研修医だった頃に、オーベン(指導医)から
『何かを変えたら(治療を変更したら)、そのウラを取れ(その後の経過を確認せよ)』とキビシク教わった。

それゆえ、今でも
例えば往診して治療を追加したら、
2〜3日後に再度の往診をするか、
訪問看護に申し送って状態報告を依頼するなど
その後を必ず追うのが習慣になっている。

三つ子の魂、百まで。
オーベンの教え、引退するまで。

ありがたいことでございます。

2026年09月03日

院長の余白(2026年9月1日)

青葉区内の事業所を巡った折、
「当日対応も可能です」とお伝えしていたが、
その場での反応は、
『ふーん、そうですか。みんなそう言うんですよね~』──
そんな受けとられ方も、あったように思う。

でも、だが、しかし──
最近は本当に当日対応をしている。

そして、月末・月初が、だんだん忙しくなっている。
地域のために働いているという実感がある。

ありがたいことでございます。

2026年09月01日

院長の余白(2026年8月25日・暑い日)

紙カルテの時代、
「処方 do14TD」が並んだカルテが多く見られ
「しっかり診ていないのではないか」
「手抜きではないか」
と言われかねぬ風潮があった。

もちろん、すべてが漫然処方というわけではないであろう。
しかし、降圧剤であれば夏は減らし冬は増やす。
気管支喘息やてんかんでも、安定していれば薬の減量を考慮する
こうした調整が当然のこととなった昨今から考えると
やはり「同じ処方せんが、数年来に渡って続くこと」は
医師の怠りを静かに示していたように思われる。

処方箋の1枚1枚を出すごとに
「これは本当に、いまの患者さんの状態にふさわしいのであろうか」と自問自答している。

2026年08月05日

「暑中お見舞い申し上げます。」

あざみのにはスターバックスがあり、いつも令夫人で賑わっている。

昨今の円安の影響で懐具合が寂しい。
最近は携帯電話が鳴らなくて寂しい。
寂しいことは色々あるけれど、せめて「心は王様」でありたい。

優雅にスターバックスに赴き、
フラペチーノでも所望したいものですな。

そう申したところ、
おフジさんは小さく笑い、
「ふふっ、止めませんけどね。本当に王様ですか?」と。

そう言われると、王様の座も安泰ではございませぬな。

2026年08月04日
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