苦さの記憶

幼少期のこと。
母に、苦い薬を間違って口に塗られたことがありました。
苦くて苦くて、でも文句も言えず、枕によだれを流しながら、ただ耐えていました。

そして今。 粉薬や錠剤を砕いた処方をするときには、
その味わいまで、つい気にしてしまいます。

「クラリスロマイシン錠」を砕くと、二度と飲みたくないくらい、苦いそうです。

知らずに一度、娘に飲ませたところ、『ぶべべ…』とよだれを流していました。
記憶は引き継がれたのです。

2026年09月18日